お子さんの予防歯科は、ひかり歯科が最も力を入れているところです。きれいな歯のまま大人になるためには、定期的なメンテナンスで予防の習慣をつけることが大事です。

お子さんの場合は、虫歯になっていたとしても症状が軽い子が多いので、歯科クリニックでのケアと家でのホームケアに気をつければ悪化はしません。また、日本人が歯を失う原因の6割以上は歯周病ですが、お子さんで歯周病にまでなっている患者さんはほとんどいません。このまま大人になるまで歯周病を予防していくことが重要です。

大切なのは、「虫歯になったら歯医者に行く」ではなく、「定期的なメンテナンスを続けて虫歯にならないようにすればいいんだ」と、発想を変えていただくことです。

虫歯や歯周病がない、きれいな歯のまま成人になっていただくためには、定期的に来院していただいて口腔内のメンテナンスを行うのが一番です。小さい頃から歯磨きのトレーニングに歯科医院に行き、痛くなくても虫歯のチェック、メンテナンスの予防習慣がつけば、一生歯科医院で怖い思いをせず、歯の健康を守ることができます。そろばんやサッカーなどの習い事と同じような感覚で予防歯科にお越しいただくのが良いでしょう。

予防歯科は定期的に来院していただくことが重要ですので、小さなお子さまが楽しんで通えるよう、施設や診療システムにはさまざまな工夫をしています。

たとえば、ひかり歯科ではキッズ用と大人用で入口が分かれています。お子さまはキッズ入口を通り、トンネルを抜けて、キッズ専用の待合室で楽しく過ごせます。診療エリアも大人とは別になっていますので、お子さまの自立を促す作りになっています。

ご兄弟や赤ちゃんをお連れの保護者の方は、保育士のいる託児サービスや授乳室もご利用いただけます。予約時にご相談ください。

噛む力をつけることは、健康な大人になるための第一歩です。

食生活の変化によりだんだん固い食べ物が減っているため、固い食べ物を与えても、そのまま飲み込んだり吐き出してしまうお子さんが増えています。しかし歯は噛むことによって発達する器官ですから、噛まない癖をつけてしまうと、あごが発達しないだけでなく、頭がい骨や脳細胞の発達不全が起きてしまいます。

乳歯が虫歯になっていると、お子さんは噛みたくても噛めません。乳歯を虫歯にさせずに健康に保つには、生まれたときから保護者の方がお子さんの口の中に気をつける必要があります。乳幼児の口腔内の健康を維持するのはお母さん・お父さんの役目です。

乳歯が全部生え揃うのは2歳半までと言われていますので、まずは2歳半までにご来院いただくのが理想です。

乳歯は10歳くらいで永久歯に生え変わります。それまで乳歯を健康な状態で保つためには、定期的に予防歯科に通っていただくことが重要です。

最初は「子どもの歯に白い斑点がある」「歯が少し茶色になっているが虫歯ではないか」と心配して来られる保護者の方がほとんどです。放置しておくと必ず虫歯になりますし、虫歯になると治療するときに痛みを感じてしまいます。虫歯になる前にフッ素塗布などで進行を抑えることが大切です。そこから予防歯科のプロセスに移行すれば、口腔内の健康は取り戻せます。

保育園や幼稚園に通うころになると、ある程度親の手を離れて、おやつの後は自分で歯磨きするような習慣ができます。この段階ではお子さんが自分できちんと歯を磨けるように指導する必要があります。

そこで、毎回来院されるたびにキッズコーナーの専門スタッフが、歯の染め出しとブラッシングの指導を行います。

お子さんが「ひかり歯科に行くということは、まず自分の歯磨きをチェックされるのだ」と覚えるくらい徹底して歯磨き指導します。ひかり歯科では、自分自身で正しく歯を磨く習慣をつけていただくことに力を入れています。

またご両親に対しても、仕上げ磨きの方法をお伝えするなど、何かひとつプラスになることを持って帰っていただけるように工夫しています。

口腔のホームケアがきちんとできているお子さんは、その姿勢が日常生活にも反映されてしっかりしたお子さんに育っているようです。逆に虫歯が多いお子さんは、普段の食生活が乱れていたり、お子さんがホームケアに集中できない要因が家庭内にあるように思われます。

たとえば、お子さんが泣くたびに、泣きやませるために甘いものを与えていたりすると、1歳でも虫歯だらけになってしまうことがあります。間食や飲み物の与え方にも気を配る必要があります。

お子さんが健康な大人になるためには、生活環境全体も含めた観点からの継続的なケアが必要だといえるでしょう。ひかり歯科には、食生活の相談ができる栄養士も在籍しています。定期的に通っていただくことで、お子さんの健やかな成長をサポートさせていただきます。